【本当にWiMAXより得!?】話題のギガモンスターを検証してみた

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ソフトバンクギガモンスター
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 ギガモンスターとは何か

「ギガモンスター」とはソフトバンクが2016年9月に発表したスマホにおける新しいデータ定額プランのことです。
通常のデータ定額プランは月に利用できるデータ量が5GBですが、ギガモンスターにすることで20GBまで使えるようになりました。
ドコモやauでも同じような料金プランが続々と登場しています。

auのスーパーデジラについてはコチラ
ドコモのウルトラパックについてはコチラ

ただし、各社のプラン全て20GB以上データ量を使ってしまうと通信制限がかかってしまいインターネットのスピードが激減してしまいます。
全くもって使えないレベルまで落ちてしまいます。

ちなみに月間5GBとは以下のデータ量です。

5GB
メールの送受信 約1万450通/月 約348通/日
ニュースサイト閲覧 約17万500ページ/月 約582ページ/日
Youtubeなどの動画視聴 約22時間半/月 約45分/日
音楽のダウンロード 約1,250曲/月  約42/日

5GBだとこの表以上のデータ量を使ってしまうと、通信制限がかかってしまいインターネットが使い物にならないほどのスピードまで落ちます。最短翌月までその状態が続いてしまいスマホユーザーを苦しめます。

2016年9月にソフトバンクが発表したギガモンスターはこれの”4倍の20GB”まで通信制限がかからないプランなのです。
イメージはこちらの表をご覧ください。
ギガモンスター説明
この表にあるように、月間20GB使いたい場合はデータ定額プランの月額5,000円(税別)に1,000円プラスするだけです。
さらにヘビーユーザーの方は月額5,000円(税別)に3,000円プラスすれば30GBまでデータ量を使っても制限がかかることはありません。
20GBに増量されれば動画視聴は1ヶ月約90時間みることができ、音楽は1ヶ月に約5,000曲ダウンロードすることができます。

これにより通信制限に悩まされることなくスマホで動画視聴や音楽のダウンロードができるようになるので、ギガモンスターは今注目されています。

ギガモンスターは本当にお得なのか??

確かに、ギガモンスターが現れたことにより大容量のデータを安く使うことが可能になりました。
もしかしたら、ポケモンGOをしているからギガモンスターにすると言う方も多いのではないでしょうか。

しかし、ギガモンスターは本当にお得でしょうか?
ギガモンスターには2つの欠点があと筆者は考えます。

予めギガモンスターの欠点を把握した上でプラン変更すべきです。

ギガモンスターの2つの欠点

欠点1、ギガモンスターでも結局はデータ量の心配をしなければならない

ギガモンスターにプラン変更することで、データ量が20GBに増えるので従来よりもデータ量を気にすることは少なくなります。
ポケモンGOをされる方やスマホでYoutubeなどの動画視聴をされる方は、ギガモンスターにして思いっきりスマホでのインターネットを楽しみたいとお考えかもしれません。

しかし、最近の動画は高画質な動画が多く、データ量の消費量はだんだんと大きくなってきています。
動画視聴は約月に3本観てしまったらそこで通信制限がかかってしまうので、結局はデータ量の心配をしなければなりません。

また、テザリングを利用してPCやタブレットでインターネットに接続される方もいらっしゃるかと思いますが、PCやタブレットで使用したほうがデータ消費量は多くなります。

データ定額の容量を20GBや30GBにしたところで、毎月のデータ量は気にしなければなりません。

それと比較して、WiMAX2+などのモバイルルーターであればそもそも通信制限なんてありません。

WiMAXは月間20GBや30GBまでしか使ってはいけませんという概念がなく、基本的には通信制限なしで利用することができます。

2015年3月から3日間で3GBを超えてしまうと1Mbps〜7Mbpsまで速度が落ちるという制限がありますが、それでもYoutubeなどの動画視聴はストレスなくできる速度が確保されています。
※2017年2月2日からは3日間で”10GB”まで使えるようになり、緩和されさらに使いやすくなりました。

しかも、通信制限を受ける時間帯は夕方18時~26時までです。

もし仮に3日間で10G使ってしまったとしても、8時間しか規制されないので学校や仕事で使われる方には特に影響はありません。

WiMAXの通信制限についてはこちら

ソフトバンクなどのキャリアは一度通信制限がかかってしまうと、最大1ヶ月ずっと128kbps(Yahoo!のトップページを開くだけでもかなりストレスを感じるスピード)で使わなければならないのでそれと比較するとかなりゆるい制限となっています。

WiMAXについてはこちらの記事を御覧ください。

 

欠点2、ギガモンスターでも結局毎月の支払い額が上がってしまう

ギガモンスターは”定額データプランの料金のみ”ですので、別途通話料はもちろん、端末代金やテザリングの費用だって必要となってきます。
今まで無料で使えていたテザリングもギガモンスターにすることでプラス1,000円必要になってきます。(2018年6月まで無料)
テザリングの料金も月額料金に含めて検討しなければなりません。

従来のデータ定額プランでスマホを利用した場合、
月額料金=
通話し放題ライトプラン基本使用料+
S!ベーシックパック月額使用料+
データ定額パック5GB
≒月額7,000円

ですが、ギガモンスターにすることで、20GBプランの1,000円とテザリングオプションのプラス1,000円で月額約9,000円となります。

年間で約24,000円の増額となってしまいます。

端末代金は含んでいませんので、10,000円を超えてしまう可能性もあります。

ギガモンスターよりもWiMAXが断然使える!

WiMAX2+であれば、端末代金も込みで月額3,000円〜4,000円で使うことが可能です。
複数台に接続することもできるのでテザリング代も必要ありません。
データ定額パック5Gを外してしまえば、トータルで月額6,000円で高速インターネットを楽しむことができます。しかも通信制限はありません。

唯一のデメリットとしては、モバイルルーター別途持ち歩くことです。
しかし、モバイルルーターといっても大きさはSuica程度の大きさなのでそれほど抵抗はないと思います。
最新端末の「WX03」は連続バッテリー時間が12時間も持続するので不便はありません。

>最新機種「WX03」についてはコチラ

WiMAX2+だけで料金を節約することができるので、これからWiMAX2+を契約する方が増えてくるでしょう。

ギガモンスターは外出先でインターネットをする上では正直申し上げて高額です。
それに通信制限も従来通り厳しいので、安くになったからといってプラン変更するというのはいささか早いかもしれません。
それでもギガモンスターにプラン変更するという方もしくは新規で契約するという方は、2つの欠点を把握した上で契約すると良いでしょう。

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