ポケットWiFiの人気上昇に伴い、多くの会社がポケットWiFiを提供し始めました。
2019年に発売された「それがだいじWiFi」もそのうちの一つですが、皆さんは「それがだいじWiFi」についてご存じでしたでしょうか?
今回はそんな「それがだいじWiFi」の料金やメリット、注意点まで基礎的なところから詳しいところまで徹底的にご紹介していきたいと思います。
「それがだいじWiFi」を検討している方もいらっしゃると思いますので、この記事が参考になれば幸いです。
それがだいじWiFiの料金はどのくらい?
ポケットWiFiを購入する上で一番大事になるのはやはり料金ですよね。
「それがだいじWiFi」の料金を分かりやすくまとめましたので確認しましょう。
- 20GB:2,380円/月
- 30GB:2,680円/月
- 50GB:2,980円/月
- 100GB:3,180円/月
全てのプランにおいて月額料金は一定です。
他社のWiFiでは下記のような、契約期間によって月額料金が高くなっていくプランが主流となっています。
- 0~2カ月:2,626円
- 3~24カ月:3,311円
- 25~36カ月:3,911円
「それがだいじWiFi」の契約期間は全て3年間で統一されていて、途中で値段が上がることもないため契約しやすいプランとなっています。
事務手数料やルーター端末代などの詳細も下記に載せておきますので、是非参考にしてみて下さい。
それがだいじWi-Fiの料金プラン | ||||
20GB | 30GB | 50GB | 100GB | |
契約期間 | 3年 | |||
事務手数料 | 3,000円 | |||
月額料金 | 2,380円 | 2,680円 | 2,980円 | 3,180円 |
初月 | 1ヶ月分 | |||
ルーター端末代 | 無料 ※解約時の返却不要 |
|||
ルーター送料 | 無料 |
それがだいじWiFiの通信速度はどのくらい?
「それがだいじWiFi」は富士ソフト株式会社が提供するFS030Wというルーターを使っています。
FS030Wの下りの最大速度は150Mbpsで、上りの最大速度は50Mbpsです。
ポケットWiFiの中でも有名なWiMAXのW06の下りの最大速度は1,200Mbpsです。
この二つの数値を見て、「それがだいじWiFi」の通信速度は遅いと感じた人も多いのではないでしょうか?
実際、こちらの数値をみて、「それがだいじWiFi」はWiMAXに比べて劣っているのではないかと気にする方も、ちらほらインターネット上で見つけることができます。
これらの数値はあくまでも「最大」で、理論上この数値まで出すことができるというものです。
WiMAXの実際の通信速度は、場所にもよりますが大体20~40Mbpsくらいで、「それがだいじWiFi」の実際の通信速度も同じくらいは出すことができます。
場所によってはもっと早い数値が出るということもわかっていますし、実際の速度では、そこまで大きな差はないということから、通信速度の面でデメリットはないと言えるでしょう。
それがだいじWiFiの評判・口コミをチェック
「それがだいじWiFi」は2019年に始まったサービスなので、口コミの数がほとんど見当たりませんでした。
SNSや2chにて数件だけ口コミを見つけましたので、インターネットに載っている評判とともにそちらを紹介していきます。
それがだいじWi-Fiを契約したけど契約期間が3年間で、月々100GBしか使えないのが辛い。
最初は「100GBあれば充分でしょ!」と思ってたけど、実際に動画を見たりネットを使ったりしていると案外月100GB以上消費する。最近は、月末にはWiFiが使えなくなることも多くて困っている。
「それがだいじWiFi」を契約しましたが、元々そこまでインターネットを利用するわけではなかったので、20GBプランで満足しています。他社に比べて料金も安いし、3年間の月額料金が均一なので契約しやすいです。
これらの口コミからわかるように、「それがだいじWiFi」はインターネットをよく利用する方にとっては、他社の無制限サービスのポケットWiFiの方が便利かもしれません。
しかし、20GBなどの少量の利用で十分な方にとっては便利で格安なポケットWiFiであることがわかります。
実際に、他社の20GBプランと料金を比較してみましょう。
20GBのプランで料金を比較
20GBで利用できるポケットWiFiの中で一番安いプロバイダはどこなのでしょうか。
月額料金の比較が一目でわかるようランキング形式で紹介していきます。
順位 | 会社 | 実質月額 | キャンペーン | 契約期間 | データ容量 |
1位 | それがだいじWiFi | 2,380円 | なし | 3年 | 20GB |
2位 | NEXT mobile | 2,400円 | なし | 2年 | 20GB |
3位 | GMO とくとくBB | 3,268円 | 34,800円キャッシュバック | 3年 | 無制限 |
4位 | Mugen Wifi | 3,280円 | なし | 2年 | 無制限 |
5位 | Broad WiMAX | 3,295円 | 月額割引&10,000円キャッシュバック | 3年 | 無制限 |
20GBのプランを提供している会社は今のところ2つしかないため、3位以降はデータ容量が無制限の格安なプランです。
この表を見ると「それがだいじWiFi」の20GBプランが1番安く契約できることがわかります。
それがだいじWiFiのメリットは?
ここまでは「それがだいじWiFi」料金について紹介していきました。
20GBのプランでは業界最安値の「それがだいじWiFi」ですが、安さ以外のメリットが多く存在します。
今回はその中でも、契約を迷っている人達のためになるメリットをいくつかご紹介していきますので、確認しましょう。
バッテリーの持ちがかなり長い
「それがだいじWiFi」のFS030Wのバッテリーは、最大で20時間(bluetoothの場合24時間)連続で使用できるのが大きなメリットの一つです。
GMOとくとくBBやBroad WiMAXなどの多くのプロバイダが扱う、2019年現在WiMAXの中で最新で、最も人気のある端末であるW06の連続使用時間が9時間(スマートモード時)であることを考えると、「それがだいじWiFi」の強みであることは明確です。
「それがだいじWiFi」のFS030Wは20時間程度利用できるということなので、朝家を出てから、夜に帰宅するまで、充電をする必要がないということになります。
端末保証が充実している
「それがだいじWiFi」では、「それがだいじ安心パック」という端末保証があります。
月額500円の「それがだいじ安心パック」に加入しておくことで、通常使用による故障や、偶然の事故(火災、盗難、紛失、破壊、落雷、水漏れ)で使用不能となった場合、2,000円でリファブリッシュ品と交換することができます。
もし、このプランに加入していない状態で、ルーターが壊れてしまった場合、ルーターの再購入の費用として30,000円かかってしまいます。
毎月500円はかかりますが、もしも壊れてしまった時のために、「それがだいじ安心パック」には加入しておくことをおすすめします。
商品の受け取り後の8日以内であればキャンセルが可能
「それがだいじWiFi」は、クーリングオフ制度と同じ期間である8日以内なら、契約をキャンセルすることができるというサービスがあります。
キャンセルの手続きが終わった後に、商品の受け取りから10日以内に商品一式を返却することで、返品手続きは完了です。
契約開始日となる端末の受取日を1日目とした8日以内であればキャンセルができますが、キャンセルする前に確認する必要があることがいくつかありますので、確認していきましょう。
- キャンセルの申請期限や商品一式の返送期限を過ぎていた場合、解約扱いとなるため、解約金9,500円が発生する。
- キャンセル手続きを8日以内に行った場合でも、商品一式の返却期限である10日を過ぎてしまった場合、別途費用が発生する可能性があります。
- 返送商品一式が欠品していたり、破損や故障がある場合、機器損害金として30,000円(税別)が請求されることがある。
FS030Wのアプリでデータ使用量が確認できる
「それがだいじWiFi」のFS030WにはFUJISOFT Inc.が提供する「+F 設定ツール」というアプリがあります。
WiFi設定やバッテリーの残量、回線強度やデータ使用量などが簡単に確認できるアプリで、「それがだいじWiFi」ユーザーにとってはかなり便利なアプリです。
他にも、無線LANにQRコードで簡単に接続できたり、WiFi設定をする時のSSIDやパスワードを自分で変更出来たりするため、使わないと損と言えるでしょう。
SSIDとセキュリティーキーの変更方法を簡単にご紹介
- ご使用のスマートフォンと「それがだいじWiFi」とを接続する。
- アプリを起動して、設定を開く。
- パスワードに「admin」と入力してログインする。
- 「プライマリ無線LAN設定」を開く
- お好きなSSIDとセキュリティーに設定する
- もう一度WiFi設定を各機器で行う
この手順を踏めば、簡単にSSIDとセキュリティーを変更することができます。変更後は端末側の画面で確認をお願いします。
端末が小さくて軽いため持ち運びに便利
「それがだいじWiFi」は、比較的端末が小さいため、持ち運びしやすいポケットWiFiです。
先程も書きましたが、「それがだいじWiFi」はFS030Wで、サイズは74×74×17.3mmで、重量は128gと、かなりコンパクトな端末となっており、WiMAXの端末と比べると半分以下の大きさであるため、ポケットにも簡単に入るサイズです。
ポケットWiFiは必ず持ち運ぶ必要がある物ですので、コンパクトであることは大きなメリットと言えるでしょう。
同時接続台数が15台
「それがだいじWiFi」の同時接続台数は15台とかなり多くのデバイスを同時に接続することができます。
他社のポケットWiFiだと、5~10台前後なので、比較的多く接続できることがわかります。
しかし、20GBや30GBのプランを利用していて、何度も15台近くのデバイスを接続をしていると、あっという間に容量を使い切ってしまうことがあります。
同時に多くのデバイスを接続できることは大きなメリットの一つではありますが、同時にデメリットになる可能性もあるので、注意しましょう。
それがだいじWiFiを使う際の注意点
「それがだいじWiFi」のメリットをいくつか紹介していきましたが、「それがだいじWiFi」を契約する時に気を付けないと、見積以上の費用がかかってしまったり、思わぬミスから損をしてしまったりすることがあります。
契約する際の注意点をいくつかまとめましたので、これを読むことでベストな選択ができるようにしていきましょう。
それがだいじWiFiには違約金がかかる
「それがだいじWiFi」は全て3年間での契約となっており、3年未満で解約する場合、解約金として9,500円がかかります。
また、3年間での契約となり、36カ月で分割して支払うことになるので、3年未満で解約する場合、残りの端末代も支払う必要があります。
もし、2年間経過した段階で解約する場合は、12カ月分の残りの端末代である12,000円(12×1,000円)+違約金9,500円=21,500円が請求されるので注意しましょう。
3年毎の更新のタイミングで解約することで、違約金は発生しなくなるので、もし解約する場合には更新月に解約することをおすすめします。
支払方法の確認が必要
「それがだいじWiFi」を契約する前には、必ず支払方法の確認が必要となってきます。
というのも、「それがだいじWiFi」の支払方法は、クレジットカード決済しか選ぶことができません。
そもそも、クレジットカードを持っていない人や、できるだけクレジットカードによる支払いはしたくないという人にとっては口座振替ができるポケットWiFiを契約する方がおすすめなのかもしれません。
海外対応のポケットWiFiではない
「それがだいじWiFi」は国内専用のポケットWiFiであるため、海外へ行った時の利用はできないです。
それを知らずに海外で利用してしまうと、高額な請求されたり、そもそも利用ができなかったりすることがあるので、もし海外で利用したい場合には、海外対応のポケットWiFiの購入を検討をおすすめします。
まとめ
今回この記事では、「それがだいじWiFi」の料金や評価、メリットや注意点まで詳しく紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?
この記事のまとめとして、「それがだいじWiFi」はおすすめできると言えるでしょう。
特に「それがだいじWiFi」の中でも20GBや30GBといった低用量のプランに関しては、業界でも最安値であることからおすすめです。
そこまでデータ容量を必要としていなくて、少し外出先で使いたい方にとってはかなり便利なポケットWiFiなのではないでしょうか?
それがだいじWiFiの他にポケットWiFiを比較するなら、ポケットWiFiが安い!最安値ランキングを参考にしてみてください。