最近では、テレビよりもYouTubeなどの投稿やAmazonプライムなどのストリーミングサービスが普及してきました。あなたもきっとスマートフォンで動画を見たりしているでしょう。
しかし、ふと「映画は大画面で見たい」「大きい画面に映してみんなで見たい」などと思ったことはありませんか?今回はテレビでYouTubeなどを楽しむための方法をご紹介します。
いつも小さい画面で見ている動画が工程一つで今後大画面で見られるようになるかもしれません。
この記事では大きく以下のことをご紹介します!
- テレビとモバイルWiFiをつなげるとできること
- テレビとモバイルWiFiの繋げ方
- 動画の見方で変わる通信容量の見極め
- モバイルWiFiのすすめ
となっています。では、詳しくは読み進めていってください!
テレビとWiMAXを繋げてできること3つ
お使いのテレビによっては該当しない場合もありますが、最近のモデルであれば基本的にネットワークやインターネットのコンテンツに対応している場合がほとんどです。
接続できればテレビ単体でインターネットに繋がり、テレビ視聴や他のコンテンツに幅が生まれます。
①双方向番組に参加できるようになる
テレビ番組で視聴者アンケートやクイズなどリアルタイムで参加できるようになります。
視聴者プレゼントなどの確立があがり、テレビ番組のさらなる一体感が得られるでしょう。
②VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスが楽しめる
VOD(ビデオ・オン・デマンド)とは、視聴者が見たい時に様々な映像コンテンツを視聴することができるサービスですね。
電子レンタルビデオとも称され、コンテンツはアニメやドラマ、映画などテレビ番組も含まれています。VODはYouTubeのような個人投稿型ではないので公式の映像のみです。
いつでも、見たいものが見れるテレビのような感覚ですね。
③YouTubeなどの動画配信サービスもテレビで見られる
テレビでは、テレビ番組を見るのが一般的ですが、今ではテレビでYouTubeを見れる時代です。
個人も投稿ができるYouTubeやニコニコ動画など、様々なコンテンツがテレビでも楽しめるようになります。
テレビとWiMAXなどのモバイルWiFiを接続する方法
上記のようなコンテンツを利用するにはインターネットへの接続が必須です。
機械音痴な方でも大丈夫、簡単に3工程でできるインターネットへの接続方法を紹介していきます。
WiFi接続は超簡単スリーステップ
①テレビの設定を確認しましょう
まずは、テレビの設定に関する項目から「ネットワーク設定」や「通信設定」「インターネット設定」といった項目を探しましょう。
②WiFi(無線LAN)の設定へ進みましょう
ネットワーク設定には有線や細かい設定などもあるかもしれませんが、「WiFi」「無線LAN」などの項目を探しましょう。
③SSIDとパスワードを入力しましょう
お使いのモバイルWiFiなどのネット回線SSIDを選択し、パスワードを入力することでインターネットへの接続は完了です。
SSIDとは回線の識別名称です。暗号化キーまたはパスワードと表記されている2つを把握しておきましょう!モバイルWiFiは端末や機器に同封されている用紙や箱に書かれています。
基本的にどのテレビも表記など多少の違いはあれどこの流れになります。もし、目ぼしい項目が見つからなければお使いのテレビのマニュアルにも目を通してみましょう。
WiFi未対応のテレビはケーブルで繋ごう
もしかすると先ほどの設定項目が見つからなかったテレビは無線通信に対応していない可能性があります。
ですが、問題ありません。この場合はLANケーブルを使ってインターネットに接続しましょう。
①テレビの裏を除いて「凸」のような穴を探す
テレビの裏、もしくは側面に形が違う穴がいくつもあると思います。その中で漢字の「凸」のような形を探しましょう。
②LANケーブルを挿す
ケーブルが必要なため家具の配置など気を使わなければいけない場合もありますが、無線よりも回線状態や速度は有線の方が安定しています。
また、モバイルWiFi等で有線の端子がない場合でもテレビ側にUSBポートなどがあれば無線ユニットを購入することで接続ができる場合もあります。
WiFi未対応の場合は、別途購入する品が必要になる場合もありますが、環境を整えれば上記と変わらずコンテンツが楽しめます。
ただ、古いテレビの場合最新のサービスなどに対応していない場合があるので、自分のテレビがどのコンテンツに対応しているのか、マニュアルなどで確認しましょう。
インターネット未対応テレビでも諦めないで!
さて、先ほどよりもややこしくなるのが、無線どころかインターネットに対応していないテレビです。
「この機会に新しいものに変えましょう!」と言いたいのも山々ですが、買い替えずに別のやり方でテレビでインターネットコンテンツを楽しむ方法をご紹介します。
先ほどまでは、テレビとモバイルWiFiを繋げコンテンツを楽しむというもので、必要なのが「テレビ」「通信回線」でした。
しかし、ここに一つアイテムを足すことでインターネット未対応のテレビでも活用でき、さらに対応機種はさらにコンテンツの幅が広がるでしょう。
パソコンとテレビを接続する方法
簡単に言うと、パソコンの画面をテレビの大画面に映すというやり方です。今やスマートフォンを1人1台持つ時代、パソコンも一つは家にあるのではないでしょうか?
パソコンには、HDMIやD-Sub15ピンという接続端子があります。これらのケーブルのいずれかをテレビと繋げます。そして、PC側で設定を変えることでパソコンの画面をテレビに映すことができるのです。
パソコンの画面を映すことができるということはYouTubeが見れますよね。そして、Amazonプライムなどのサービスもアカウントによって紐付けられているため機器が違っても見られますよね。
つまり、WiFiに対応していればテレビのリモコン一つで操作できます。しかし、ネットワークに対応していなくても、パソコンを使えばテレビで言うところのリモコンがマウスに変わるだけなんですね。
セットトップボックスでさらに便利に
先ほどは有線でパソコンと接続する方法でしたが、今度は別の方法です。「パソコンなんてもってない!」なんて人のためにパソコンを必要としない方法も紹介しましょう。
STB(セットトップボックス)と呼ばれる動画再生端末です。USBくらいの動画専用パソコンのようなイメージです。ものによっては小さな箱くらいのものもあります。
今回はその中でも安価なFire TV Stickを例にあげて紹介します。
Fire TV Stickは5000円ほどで、WiFi機能をもつテレビと同等の機能を与えてくれます。
アプリとしてコンテンツが内臓されていないテレビや、上記のネットワークに対応していないテレビでもHDMI端子があればパソコンがなくとも動画を楽しめます。
- テレビのHDMIに挿して電源をいれる
- ネットワーク接続する
- Amazonのアカウントにログインする
上記の三つのステップでFire TV Stickの準備は万端、快適な動画コンテンツを楽しむことができます。他にも色んな機能がついています。
- ゲーム
麻雀やテトリスなどの操作が簡単なものから、コントローラーを繋げて遊べるアクションゲームなど様々です。
- ミラーリング
ミラーリング、聞きなれない単語かもしれませんが、「ミラー」鏡ですね。この機能はスマホの画面をテレビにそのまま映すことができる機能です。この機能を使えば、大画面でスマホゲームをすることもできますね。
- ネットサーフィン
スマホ同様ブラウザも使うことができます。
自分が動画でどのくらいギガを使うか把握しよう
YouTubeやVODサービスを利用するにあたってどのくらいの通信を必要とするのか見ていきましょう。自分の利用するコンテンツ、使用頻度などを考え1日どのくらい、1ヵ月でどのくらいなどと目安をつけてみましょう。
YouTubeは1時間で120MB~2GB
YouTubeや、ニコニコ動画などの動画投稿サイトでは、画質設定を変更することができます。
高画質で容量が大きいもの、低画質で容量が小さいもの。今回はテレビで再生することを考えて、高画質だとどのくらいの容量が必要かみていきましょう。
高画質は「フルハイビジョン(Full HD)」や「1080p」などと表記されている場合がほとんどです。
- 高画質
1080pの画質だと1時間で2GB強の通信量を必要とします。
スマートフォンなどでは一月5GBや10GBなどが一般的かと思いますが、高画質でずっと見ていればすぐに通信制限にひっかかってしまいますね。
- 低画質
逆に画質を低くすると144pが最低画質だと思われます。
この画質ならば映像は荒くなりますが、1時間で120MBほどの通信量になります。1080pと比べると8分の1ほどしかデータ量がありません。
VODサービスは600MB~6GB
VODサービスでは、Amazonプライムの通信容量を例に紹介していきます。
AmazonプライムでもYouTubeなどと同様に画質の変更ができます。Amazonプライムに関しては、中・高・最高と3段階しかありません。データ使用量は1時間当たり下記の通りです。
「中(0.58GB)」「高(1.8GB)」「最高(5.8GB)」
見て分かるように最高画質の容量はとんでもないです。
WiFiを繋ぐのを忘れてギガで見ようものならほぼ1カ月のギガが飛びかねません。
中画質でも2時間の映画を見るとすると1GB強の通信容量が必要になります。
しかし、せっかくテレビの大画面で見るなら最高画質で見てみたいとも思いますね。
自分にあったポケットWiFiを選ぼう
さて、接続方法や通信量について紹介してきましたが、WiFiについても触れておきましょう。
もし、Amazonプライムの最高画質で映画を一日一本見るとしたらどうでしょうか。約2時間で11.6GB必要ですね。
逆に、YouTubeで最低画質で見る場合は144pで、2時間みたとしても240MBです。これは実に50分の1にもなります。先ほどの容量を参考にしながら自分はどのくらい使うのか考えてみましょう。
あまり頻繁に見ない人は制限があるモバイルWiFi
ひと月で10GBや20GBといった通信容量に制限があるタイプですね。
このタイプでは、スマートフォンで追加のギガを買うより割安で利用することができます。
上記で「動画は見るけど高画質は求めないしテレビで見たいだけ」「動画は見るけどあんまり頻繁には見ない」といった方には制限があるモバイルWiFiでお手軽に済ませても良いかもしれません。
WiMAXなど、一部のモバイルWiFiでは、通信制限がかかってしまっても、18時~26時の間だけ1Mbpsほどになるプランなどもあります。
仕事などの都合で使う時間帯がお昼や、夜の回線が混雑する時間と被らない場合は支障がありませんね。
また、1Mbpsでも低画質であれば止まらずにストリーミングできる場合もあるので自分と相談ですね。
「がっつり」「高画質」な人は無制限のモバイルWiFi
今度は無制限のモバイルWiFiの場合ですね。
「動画ばんばんみたい!」「高画質でたくさんみたい!」という方には制限を気にしないでいいモバイルWiFiがいいですよね。
容量制限のあるモバイルWiFiに比べて値段は高くなりますが、容量に心配することなく、いくらでもギガが使えます。
ただ、無制限を謳っているけども、実は縛りがある場合もあります。その点を見分けられるようにしておきましょう。
ひと月の利用において制限はありませんが「1日で5GBまで」「3日で10GBまで」などという制限が設けられているモバイルWiFiがあります。このラインをこえると通信制限がかかります。
モバイルWiFiのサービスによって異なりますが、124Kbpsとなると動画を見るのは困難です。毎日動画などを見る時間が多い人はこの点は用心深く選びましょう。
ただ、人によって使い方が異なるので「とりあえず無制限でいいだろう」と契約してしまうと十分に使えていないのに相場より高い料金を支払っているということにもなりかねません。
「毎日動画はみるけど1時間程度」という人であれば上記の条件付き無制限のタイプのモバイルWiFiで少しかかる費用が落とせる場合もあります。
まとめ
さて、色々と紹介してきましたがワクワクしていただけましたでしょうか?今あるテレビがさらに快適なものになれば生活も楽しくなります。
まずは、テレビのモデルを調べてWiFiに対応しているのか、どんなコンテンツが使えるのか確認してみましょう。そして、もしインターネットさえ対応していない機種でも大丈夫だと説明しましたね。パソコンとの接続やSTBの購入を検討してみましょう。
動画はみなさんの身近にありますが、人によって視聴頻度やコンテンツが違います。モバイルWiFiの契約を検討している方は今一度自分の使い方を分析してみましょう。無駄な出費や足りない部分が見えてきます。
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