ドコモ光のアクセスキーはご存知でしょうか。
アクセスキーとは、ドコモ光を開通した後の初期設定時に必要なパスワードとなっており、各種サービスを利用する際に必要となってきます。
しかし、このアクセスキーはほとんど使うことが無いという方も少なくないため、紛失してしまったりする事例が後を絶ちません。
普段使わないから、無くなってもどうでもいいのでは?
そう思っているあなたは危険かも。アクセスキーを悪用されると、あなたの光回線を勝手に使用される恐れもあります。
そこで今回は、アクセスキーの使用方法、アクセスキーが紛失してしまった際に取るべき行動や、無くした場合にどのようなリスクがあるのかについてお伝えします。
アクセスキーって何?
そもそもアクセスキーとは、ドコモ光のサービスを利用する際に必要となるパスワードのことで、契約者IDと共に契約時に発行されます。
発行されたアクセスキーと契約者IDは、登録された住所へ「開通のご案内」という名前で郵送されてきます。なので、ドコモ光から最初に発行される郵便物は捨てないようにしましょう。
ただ、ここで1つ間違いが多いものが存在していることを知っておきましょう。それは、ドコモ光と一緒に契約したプロバイダのIDとパスワード。
一見すると、どちらもドコモ光から届くID・パスワードなのですが、実際は全くの別物となっています。というのも、ドコモ光とプロバイダは全く別会社であり、それぞれに管理会社がついているためです。
アクセスキーが届かない場合
アクセスキーは契約者の住所に届くのですが、時たまにご自宅に届かない場合があります。もちろん、ドコモ側が発送に手間取っているという場合もありますが、登録先の住所が間違っている可能性も高いです。
というのも、新規登録であれば現住所を記入するかもしれませんが、ついうっかり前の住所を記入してしまったり、実家の住所を記入してしまうなんてこともあり得ます。
初めからしっかりと確認しておくといいのですが、人間誰にでも間違いはあるもの。
いつまでたっても書類が来ないという時は、そっとドコモ光のインフォメーションセンターに電話しましょう。発送したかどうかの確認ができます。
アクセスキーを紛失した場合
では、「開通のご案内」が届いたはずなのにどこにいったか分からない、と言う場合はどうすればいいのでしょうか。
その場合は、アクセスキーの再発行をドコモ光に依頼しましょう。アクセスキーがなければ、インターネット接続ができませんからね。
もし万が一、他人に盗まれていたとなれば、いち早く再発行の電話を掛けましょう。アクセスキーは言わばあなたの個人情報ともいえるべき存在であり、それを悪用されればどうなるかは想像に難くありません。
身に覚えのない契約や個人情報のばらまき、突然のインターネット断線など、様々な嫌がらせを受けることになるかも。
ネット社会と言われる現代において、個人情報が漏れること以上に怖いことはないと断言できます。なので、少しでも盗難を疑うのであれば、アクセスキーの再発行をしましょう。
再発行には1週間かかることもあるので、無くなったらすぐに電話してしまいましょう。
アクセスキーが必要になるとき
アクセスキーが必要になるのは、ドコモ光の会員情報にアクセスするときです。契約後は滅多にログインすることはなくなりますが、インターネットの初期設定で必要となってきます。
ちなみに、ドコモ光ではMy docomoで契約者IDも調べることができるのですが、それぞれについての違いを今一度説明しておきます。
契約者ID…ドコモ光の会員情報にログインするために必要となるID
アクセスキー…ドコモ光の会員情報にログインするために必要となるパスワード
どちらも重要ですが、契約者IDは忘れたとしてもネット上で調べることができるので、管理はそこまで徹底しなくてもいいでしょう。どちらかというと、アクセスキーを大切に保管しておいてください。
アクセスキーを利用した初期設定の方法
ドコモ光を契約して一番初めに行わなけらばならないのが、インターネットの初期設定。初めて行うという方にとっては、難しい印象があるかもしれませんが、マニュアル通りに行えば簡単です。
ドコモ光では、アクセスキーを利用しない方法もあるのですが、今回はせっかくなのでアクセスキーを利用する方法をお伝えしていきましょう。
初期設定① 必要なもの
初期設定に必要となるのは以下の5点
- パソコン
- モデムもしくはホームゲートウェイ(光電話のルーター)
- LANケーブル
- ドコモ光の契約者ID・アクセスキー
- NTTから送られてきた設定ガイド
このうち、モデムやホームゲートウェイルーターは、開通日に業者の方が持ってきてくれるので、事前に購入した利する必要はありません。
LANケーブルは近くの電気屋さんに売ってますので、必要があれば購入しておきましょう。
ちなみに、ホームゲートウェイは事前に申し込むことで無線LANとして利用することもできます。ただしこの場合は月額300円のレンタル代金がかかることとなります。
詳しい話は後程しますので、今はまず初期設定の方法をお伝えしていきましょう。
初期設定② 初期設定の手順
初期設定はさほど難しくありません。手順は多いですが、1つ1つの作業は簡単なので、丁寧にクリアしていきましょう。
- パソコンとモデム若しくはホームゲートウェイルーターをLANケーブルで接続する
- パソコンを起動させ、インターネットを開き、NTTホームページにアクセスする
- 「簡単セットアップツール」をダウンロードする
- 「開通のご案内」に記載されているURLを入力
- 契約者ID・アクセスキー及び、プロバイダID・パスワードを入力画面にて入力
- 設定完了
以上となります。
結局のところ、ツールをダウンロードしてしまった時点でほとんどの作業は終了してしまうということですね。
プロバイダ契約時に無線LAN(Wi-Fiルーター)を無料レンタルしよう
先ほども紹介した、ホームゲートウェイルーターですが、どうしても月額料金が発生してしまうのが難点。
そこで、当サイトでおすすめしたいのが、プロバイダ契約時にてWi-Fiルーターを無料レンタルする方法。
こちらは裏技などではなく、実際に無料レンタルを実施しているプロバイダが多数存在しています。そこと契約することにより、本来であれば月額料金が発生するルーターを、タダで利用できるというお得感が味わえます。
どちらにしろ、プロバイダ契約はしなければならないため、少しでも費用の浮くプロバイダを選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、ドコモ光のアクセスキーについて、使用方法や、紛失した際の再発行方法などをお伝えしました。
実際に初期設定が終わると、利用する機会も減ってしまうのアクセスキー。しかし、引越などで光回線を転用する際などには必要となるので、絶対に無くさないように保管しておきましょう。
もしも紛失したときは、以下のインフォメーションセンターまで連絡してください。
NTT東日本
お問い合わせ先:0120-116-116
受付時間:毎日9:00〜17:00(年末年始を除く)
NTT西日本
お問い合わせ先:0080-200-2116
受付時間:毎日9:00〜17:00(12月29日〜1月3日を除く)