WiMAXはマンションでもOK?高層階でも電波が繋がるか解説

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通信速度が早く、固定回線としても使うことができるくらいの快適さを誇るWiMAX。
通信可能エリアも広いため、契約を検討されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、SNSやネット上での口コミをみてみると「マンションなどの屋内で繋がりにくい」「すぐに通信制限にかかってしまって、遅い」などの声をよく目にします。

マンションに住んでいる方が、このような口コミを目にすると「マンションに住んでるから、WiMAXは使えないのかな」と思う方も少なくないでしょう。

実際に、ポケットWiFiは遮蔽物に弱く、通信速度が落ちてしまいます。ただ、以前に比べて、通信速度自体が年々技術の発達とともに、向上し続けています。最新の端末を使えば、屋内の中で一番通信速度が早くなるポジションを調べることができるます。その情報によって、端末を通信速度を損ないにくい場所に置くことができます。

これらの内容からもわかる通り、「マンションで通信速度が遅くなって使い物にならない」といった口コミの内容は改善されていっています。

ここからは、マンションでWiMAXを使うメリットからWiMAXをマンションで使う際の注意点を解説していこうと思います。

結論から言うと、マンションでWiMAXを使うことはできます。
ぜひ、「マンションだからだめだ」と諦めずに、最後まで読んでみてください。

目次

高層階マンションでも大丈夫?WiMAXを使うメリット

WiMAXを使うメリットとして以下の点をあげることができます。

  • 工事不要ですぐに使うことができる
  • 月額料金を抑えることができる
  • 高速通信で大容量のデータをやりとりすることができる
  • 持ち運ぶことができる
  • 端末が邪魔にならない

上記の5つの大きなメリットがあります。
まずは、WiMAXを使うことのメリットをおさらいしておきましょう。

工事不要ですぐに使うことができる

WiMAXは固定回線と違って、自宅にWi-Fiルーターを設置するだけで異様でき、回線の解説工事や取り付け作業は必要ありません。そのため、工事費用も発生せず、無駄な手間が省けます。

また、多くのプロバイダが即日発送に対応しており、契約から当日あるいは翌日には端末を配送してくれます。そのため、工事が不要かつ注文からすぐに使うことができます。

さらに、端末の設定も手軽で、スイッチ1つでいつでもインターネットに繋ぐことができます。

月額料金を抑えることができる

WiMAXを含むポケットWiFiの月額料金は「携帯と同じように料金が高くなってしまうのでは」と心配に思う方もいるかと思います。

しかし、工事費用がかからない上に、初期費用(事務手数料3,000円)や月額のプランは固定回線を利用するよりも安い場合が多いため、インターネット料金を抑えることができます。

利用するプロバイダによっては、キャッシュバックなどのキャンペーンを行なっている場合もあり、約3万円ほどお金が戻ってくる場合もあります。それ以外にも、本体代金が実質無料になったりと、どんどん費用を抑えることができるため、プロバイダごとのキャンペーンにも注目して契約するようにしましょう。

高速通信で大容量のデータをやりとりすることができる

WiMAXはそもそも大容量通信を前提とした回線であるため、容量を気にせずネットを楽しめます。
固定回線では使用できる通信量が限られていることも多く、大容量通信には向いていません。

データ量が多すぎると、安定した通信をし続けることすらできない場合もあります。

WiMAXは大容量のデータを高速で通信できることも特徴ですが、マンション用回線よりも通信速度が早い場合が多いです。

マンションに備え付けの固定回線は、マンションの住民全員が使うため、一番使用されることの多い夜間や休日などには、通信速度が落ちる傾向にあります。これでは、せっかくの休日に映画を快適に見ることもできないかもしれません。

そんな時にもWiMAXのハイスピード通信であれば、通信速度を安定して保つことができるのでオススメです。

持ち運ぶことが出来る

先述した通り、WiMAXは最初に開設工事が不要でWi-Fiルーターを設置するだけで使用することが出来るので、外に端末を持ち出して快適なインターネット通信を楽しむこともできます。

家にいる時には、据え置き用として使い、外出時にはポケットWi-Fiとして使うことが出来るので、利便性は非常に高いです。

四六時中インターネットを利用することの多い現代だからこそ、家でも外でも利用することのできるWiMAXをオススメします。

端末が邪魔にならない

ネット回線を契約すると、ケーブルがごちゃごちゃしてしまうイメージある方も多いのではないでしょうか。

しかし、WiMAXなら回線用のケーブルを繋がないので邪魔になることもなく、すっきりとした端末のみなので部屋をすっきりとしたまま保てます。

工事が必要なネット回線では、電話線や回線ケーブル、その周辺機器のケーブルと絡まったり、どれがどの線なのか把握することもできなくなる場合が多いです。

このようなストレスがなくなるのもメリットと言えるでしょう。

WiMAXをマンションで利用する

マンション用の固定回線に比べて、ここまでで解説した通り、WiMAXを契約することで得られるメリットが多くあります。

しかし、電波の特性上、やはり遮蔽物が多くある場所での利用は本来の高速通信に比べて劣ってしまうのも事実です。

契約したのに電波が繋がらないというような状況で契約してしまうのは、損でしかないので注意が必要です。ここからは、マンションでのWiMAX使用の実情と注意点を丁寧に説明していきます。

ネットが繋がらない!マンションでWiMAXを使うことの実情

火のないところに煙が立たないのと同じで、何か根拠があって「WiMAXはマンションで使うと、通信速度が遅い、繋がらない」といった口コミや噂が飛び交っています。

その理由は以下の点が主なものです。

  • マンションの構造
  • WiMAXの周波数

マンションの構造

マンションの構造が鉄筋か木造かでも通信速度は変化します。
建物が木造で建てられている場合は、電波が弱まることは少ないです。
しかし、鉄骨や鉄筋は電波を吸収しやすい性質を持っているため、電波が弱まってしまいます。

重量鉄骨、軽量鉄骨、鉄筋コンクリートで建てられているマンションに住んでいる場合だと、通信が遅く感じることがあるでしょう。

WiMAXの周波数

WiMAXが利用している電波は2.5GHzという高周波のものです。
この電波の特徴として、遮蔽物を避けることができないという性質があります。

実際に遮蔽物の多い場所では、電波が反射してしまい、うまく繋がらないことが多いです。
マンションは複数の部屋があるので、壁や天井が多く、高周波の電波は使いづらいため、通信が遅く感じられるでしょう。

利用環境は十人十色!

「マンションでネットが繋がりにくい!」という口コミが飛び交っていますが、実際には利用環境が同じことはほぼありえないので、口コミを鵜呑みにしてはいけません。

WiMAXではTry WiMAXというWiMAXを実際にお試しすることができるサービスも展開しています。それらを活用して、実際に自分の住んでいる場所で使ってみることが一番でしょう。

また、プロバイダによってもお試しプランで端末の無料貸し出しを行なっている場合もあるので、そちらを利用しても良いでしょう。

兎にも角にも、実際に使ってみるまで、マンションでWiMAXは使えないと一概には言えません

高層階では繋がりにくいって本当?

マンションが高層階になると地上との距離が離れるため、繋がりにくくなるといった間違った口コミも見られました。高層階だからといって、繋がりにくくなるということはありません。

むしろ、高層階のような高い位置に移動した方が、建物の周りに遮蔽物がないため、電波が入りやすい傾向があります。

高層階だからといって繋がりにくいということは無いため、そのような間違った口コミを見てもきにする必要はありません。

WiMAXをマンションで快適に使うためのポイント4つ

WiMAXをマンションで利用する場合、実際にはお試し貸し出しサービスを使うなどして試すのが手っ取り早いですが、それ以前に安定した通信を実現するための基本的な4つのポイントを紹介します。

マンションではなくても使えるポイントなのでしっかり理解しておきましょう。

障害物の少ない場所にルーターを置く

WiMAXの電波は高周波で、遮蔽物を避けることができないと説明しました。
建物の構造によっても大きく影響は受けますが、そもそもルーターの周りに物を置かないようにすることが大前提ですので、ルーターを物で囲ってしまうことはやめましょう。

よくありがちなのが、線を目立たせないようにするために、棚の裏に穴を開けてケーブルを通して、棚にルーターを設置するパターンです。
線は目立たなくなりますが、通信速度が遅いのでは、契約している意味が無いので注意しましょう。

玄関や部屋の窓際にルーターを置く

ルーターは玄関や窓際などの外に外の近くに設置すると、電波が入りやすくなります。
これらの場所は四方を鉄筋コンクリートで囲われていない場所になるので、電波が吸収されることがありません。そのため、ルーターが電波をしっかり受け取ることができます。

窓際に置く際にもできれば二重窓とかではなく、薄い窓を探して、電波が反射・吸収されずらい場所を探すようにしましょう。

端末のW06という機種であればベストポジション機能というものが搭載されており、基地局から飛ばされた電波をマンションのどこがどのくらい繋がりやすいかを示してくれます。
最新機種が選べるWiMAXなら、最適なポジションを探すことができるので心強いですね。

WiMAXのクレードルを使う

「クレードル」という名前を初めて聞いた方も多いかと思います。
クレードルとは、WiMAXを充電するた目のスタンドです。充電器としての機能を持つだけでなく、通信速度を確保しやすくする役割もあるので、クレードルを使う用にしましょう。

クレードルは基本的には有料ですが、プロバイダによっては契約時の特典で無料配布される場合もあるので、プロバイダごとのキャンペーンをチェックするようにしましょう。

LTEオプションを契約する

LTEオプションを利用するのが確実に電波を確保する方法です。

LTEオプションに加入すれば、携帯の電波と同じように利用することができるLTE回線を使うことができます。
これはWiMAXの電波と違って、遮蔽物を避けてくれる特徴を持った電波になります。

オプション料金が月額1.005円かかりますが、もともと月額料金の安いWiMAXだからこそ、より快適な通信を実現するためなら契約しても良いかもしれません。

最新機種をチェック

2019年現在最新モデルのW06、L02という2つの端末では、通信速度が格段に向上しています。
両モデルとも「ファーウェイ」製で、ついに最大速度1Gbpsを超えた超ハイスペックモデルになっています。これはドコモの機器よりも早い通信速度です。

高性能ハイモードアンテナ

ハイモードアンテナを搭載することによって、基地局から送られてくる電波により20%繋がりやすくなりました。

ビームフォーミング機能

BUFFALOなどのルーターで以前より搭載されていたビームフォーミング機能。

通常、電波は同心円状に広がります。しかし、ビームフォーミング機能では、電波を細くすることでスマホやゲーム機などのネットを利用している端末にピンポイントで電波を送ることができます。

そのため、効率よく電波を送ることができ、20%通信速度が向上するとも言われています。

ハイモードアンテナと併用することで約40%も通信速度が他の端末に比べて向上したのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ネットで飛び交う「マンションでネットが繋がらない」という口コミや噂の実態や、最新の技術で改善されている事実を紹介させていただきました。

また、ここまで解説してきた基本的な4つの注意点を守ることで、マンションの高層階に住んでいる方でもWiMAXを以前に比べて快適に使うことができるでしょう。

実際にお試しサービスを使うなどして、試してみましょう。

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