固定回線を使っていて「回線工事がめんどくさい」「ルーター周りのコードなどが邪魔臭い」と思ったことはありませんか?
WiMAXは、モバイルルーターとして使われることが多いのですが、実は自宅で固定回線としても利用できます。そしてその自宅用のルーターは工事が不要で、最短即日利用可能という非常に便利なものなんです。
WiFiの利用用途によって、モバイルルーターにするかホームルーターにするかを選ぶことができるので、自分が今後どう利用していきたいかに合わせて、WiMAXを活用することができます。
このページを読むことで、WiMAXのルーターを自宅用として使うメリットとデメリットを固定回線と比較しながら理解することができ、自分に合ったWiFiルーターのタイプを検討しましょう。
まずは、WiMAXを自宅用のルーターにするとはどういうことか、特徴を紹介しながら解説していきます。
WiMAXはホームルーターが優秀で使いやすい
WiMAXでは、自宅用のホームルーターと外出用のモバイルルーターの2つのタイプから選べます。自宅に据え置くことができるホームルーターを使うことで、WiFiルーターを固定回線のように使うことができます。
通信速度が速く、契約するプランによって使用できる通信量も多くすることができるので、固定回線としても優秀な働きをしてくれるでしょう。
ホームルーターとは
ホームルーターとは、面倒な配線工事が不要で、端末をのコンセントにさすだけで、快適にインターネットを利用できるようにするものです。持ち運ばず、家に固定で置いておくことができるWiFiです。
自宅で据え置き型のWiMAXを固定回線として利用しよう
WiMAXを活用するためには、機種の種類や特徴を把握しておく必要があります。種類によっては、固定回線として使用できたり、そうでなかったりするので、違いを把握して適切な方法でWiMAXを利用しましょう。
WiMAXには2タイプのWiFiルーターがあり、その1つが据え置き型のWiMAX(以下ホームルーター)です。これは自宅に置いておくルーターなので、固定回線として使うと考えましょう。
下り最大440Mbpsの高速通信で、動画が快適に見れる
WiMAXのホームルーターは、下りの通信速度が最大440Mbpsで高速通信ができます。動画再生がスムーズにできるスピードで、スマホ・PCでも快適にインターネットを利用することが可能です。
また、WiMAX2+にも対応しているので、様々な回線を使ってネットが楽しめます。
コンセントに挿すだけでルーターの設置が完了する
WiMAXのホームルーターは、工事や特別な設置方法などがありません。ルーター自体をコンセントに挿すだけで、すぐに利用可能です。そのため、ルーターを入手すれば、即日インターネットを利用することができます。
面倒な設定なども不要なので、素早く自宅でインターネットを利用したいという人にオススメです。
複数機器で同時接続ができるから、大家族でも気にせずネット利用ができる
WiMAXのホームルーターは、最大42台の機器が同時にネットに接続可能なので、家族が多い人や大人数で利用しようとしている人にもオススメできます。
ここまで多い台数で同時接続が可能なのは、ホームルーターならではの特徴と言えるでしょう。
モバイルルーターで快適なネット環境を持ち運ぼう
ホームルーターに対して、外出先でも使用できる小型化されたWiFiルーターが、モバイルルーターです。これの特徴は、WiFiを持ち運びできることがですが、もちろん自宅でも利用できます。
ホームルーターと比較すると通信速度が遅かったり、同時接続できる機器数が少なくなります。しかし、個人で利用する場合であれば、特に問題なく利用することができるでしょう。
モバイルルーターもWiMAX2+に対応しているので、外出先が利用エリア内であれば高速通信も可能です。
外出先でもWiFiを利用したいと考えている人は、モバイルルーターでも良いかもしれません。
ここまで、WiMAXのWiFiルーターについての解説をしてきました。以下からは、WiMAXを自宅で利用するメリット・デメリットを紹介していきます。
据え置き型のWiMAXには4つのメリットがある
WiMAXは、機種によって自宅でも利用でき、得られるメリットもたくさんあります。しかし、固定回線と比較すると見えてくるWiMAXを自宅で使うデメリットも存在するのです。
メリットとデメリットの両方を知った上で、あなたが本当にWiMAXを自宅で利用すべきかどうかを考えてみましょう。
ルーターの設置工事がない
WiMAXのルーターの設置方法は「コンセントに挿すだけで」なので、面倒な回線工事がなくすぐにWiMAXを利用することができます。
そのため、新規契約でもネット回線につなぐ工事が不要で、早くて即日使用が可能です。契約から利用ができるまでに余計な手間も時間もかからないの、コストをかけずにネットが使えます。
WiMAXは月額料金が安い
WiMAXは、月額料金が安いことも大きなメリットの1つです。
利用する地域や加入するプランによって変化しますが、月額4,000〜5,000円を目安に考えてみてください。
またギガ放題プランに加入すると、使用できる通信量がほぼ無制限になります。加入してもそれほど料金が高くなることはないので、大容量でネット利用をしたいと考えている人にオススメのプランです。
ギガ放題プランとは
3日で10Gの通信が可能で、通信量が上限を超えても翌日の夜だけ通信規性がかかります。規制中でも最大速度1Mbps(※YouTubeが標準画質で視聴できるレベル)でのネット利用が可能なので、大容量かつ規制後の通信速度も速いという非常に便利なプランです。
無線だから家に置いていても全く邪魔にならない
一般的に固定回線を引くとなると様々な設備が必要で、家に置いておくだけでも邪魔に感じることも置いと思います。
しかし、WiMAXは無線ルーターなので、コードなどがほとんどなく全く邪魔になりません。これは、ホームルーター、モバイルルーターの両方に共通していることで、据え置き型のルーターとしてはすっきりと収納できるでしょう。
コンセントに挿すだけだからどこに置いても良い
無線ルーターであるWiMAXは、基本的に設置場所が決まっていません。設置方法もコンセントに挿すだけだなので、電波の届く範囲内であれば場所を気にせず設置することが可能です。
一度設置してみて、電波の届きにくい場所が見つかれば移動させることも可能です。インテリアなどを気にして設置場所を変えることもできるので、非常に扱いやすいでしょう。
固定回線と比較するとみえてくるデメリットは2つある
WiMAXのホームルーターを固定回線として使用するにはたくさんのメリットがありました。しかし、当然デメリットも存在していて、固定回線と比較するとそれがみえてきます。
ここからは、どのような点がデメリットになるのかを紹介していきます。
固定回線と比較してWiMAXは通信速度が若干遅い
通常の固定回線と比較すると、WiMAXは通信速度が若干遅いです。極端に遅いというわけではないので、気にするほどのことではありません。
現在では、WiMAXよりもWiMAX2+という回線が主流で、これに比べると通信速度は劣ってしまいます。少しでも速い通信速度が良いと思う人は、少し考える必要があるかもしれません。
電波の安定性が低い
WiMAXは無線接続なので、通常の固定回線のような有線タイプと比べると、どうしても電波の安定性が劣ってしまいます。
無線の場合、周囲の電波環境や電波の届く距離などの影響(電波干渉など)で、ネット環境が安定しないこともあります。
しかし有線にすることもできるので、有線接続にして周囲の環境の影響を受けず、安定性を確保することも可能です。
WiMAXを固定回線として申し込む時の確認事項は3つある
WiMAXを自宅で固定回線として使用したい場合、契約前にチェックしなければいけないことがいくつかあります。
あまり深く検討せずに契約してしまうと、後々後悔してしまうのでしっかり確認しましょう。
自宅がWiMAX利用できるエリアに入っているか確認しよう
WiMAXは通信可能なエリアが決まっていて、どこでも利用できるわけではありません。
都市部であればあまり気にしなくていいのですが、それでも対応エリアかどうかを確認しましょう。地方や山間部などであれば、利用範囲外である可能性が高いです。
対応エリアは、こちらから確認できるので自宅がエリアに入っているか確認してみてください。
ライフスタイルに合わせた機種・プランを選ぼう
WiMAXでは、ホームルーターかモバイルルーターのどちらかの申し込みになるので、WiMAXをどのように利用するかを決めましょう。
自宅でも利用するが、外出先でも使いたいという人は、モバイルルーターを選ぶの良いです。ギガ放題と組み合わせれば、使用通信量を気にすることなくネット利用ができます。
一方で、自宅だけの利用を考えている人は、ホームルーターを選びましょう。モバイルルーターよりも安定性が高く、接続できる機器台数が多いので便利です。
契約するプロバイダを何にするか検討しよう
WiMAXの回線はUQ WiMAXが持っていますが、MVNO事業者として、ルーターを定格で提供しているプロバイダはたくさんあり、プロバイダごとに使い勝手や契約内容も違います。
同じ回線・通信速度の機種でも、プロバイダによって月額料金に差が出ることがあります。月額料金だけでなく、特典やサービス、解約料金など、様々な点で違いがあるので、比較しながら検討することが必要です。
MVNOとは
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは、自社では携帯電話網を持たず、ドコモやソフトバンクなどの他社の回線を借りて、安く通信サービスを提供することです。自社で回線を持たないため、その分安くサービスを提供できます。
注意点がプラン選びと据え置き型ルーターの設置場所にある
設置方法が簡単で、料金が安いWiMAXの据え置き型WiFiですが、使用する際にはいくつか注意点があります。
その注意点に気をつけておかないと、場合によって使い勝手が悪いと感じてしまうかもしれません。
プランによってはWiMAXで通信制限にかかる?!
ギガ放題プランい加入すると、月間データ容量上限がないため、月間7GBを超えても速度が遅くならず、ストレスなくインターネットが楽しめます。
しかし、通常プランであったりハイスピードプラスエリアモードに加入してしまうと、データ容量が月間7GBになります。上限を超えてしまうと通信制限にかかり、月末まで解除されません。
このように、プランによって通信制限がかかるかからないの問題になってくるので、プラン選びにも十分注意しましょう。
ルーターを置く場所は、遮蔽物の少ないところが良い
WiMAXのホームルーターは無線なので、場所を選ばず設置できることがメリットです。しかし、設置場所によっては電波が届きにくい場所も出てくる可能性があります。
例えば、遮蔽物の多い場所に設置したり、端末を利用する場所と設置場所の間にいくつも部屋がまたがっているなど、障害物が多いと電波が届きにくくなることがあります。
ホームルーターを設置する時は、端末を利用する部屋とルーターとの距離や障害物などを考慮しましょう。
まとめ
ここまで、WiMAXの据え置き型ルーター(ホームルーター)を紹介・解説しましたが、いかがだったでしょうか。
WiMAXを自宅だけで利用しようと考えている人は、ホームルーターでも十分固定回線として利用することができます。設置場所やプラン選びに注意が必要がありますが、無線ルーターなので、設置場所が自由に決められてあまり気にならないでしょう。
その他、WiMAXの対応エリアの確認や契約するプロバイダ選びについては、インターネット環境や料金に関係してくることなので、必ず確認しましょう。
このページで解説したことを踏まえた上で、ホームルーターとモバイルルーターのどちらが、自分のライフスタイルに合っているかを考えてみてください。そして快適なインターネット環境を作りましょう。
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