携帯電話やスマートフォンの月額料金、WiMAXルーターなどの月額利用料金など、毎月の支払い料金を少しでも節約したいですよね。
この記事では、WiMAXを最安値で契約する方法だけではなく、オススメの「人気Wi-Fiルーター + WiMAXギガ放題プラン & 格安SiMを併用・組み合わせ」で利用する方法をお教えします!
WiMAXギガ放題と格安SiMの併用で費用節約!
先ほどから何度か出てきている格安SiM。そもそもSiMカードって何か分からない方もいることでしょう。SiMとは正式名は「Subscriber Identify Module」であり、各単語の頭文字を取ってSiMと呼ばれています。
SiMとは、携帯電話やスマートフォンの契約者情報や契約プラン情報など、様々な情報を特定するためにIDが記録されているカードです。
SiMカードはネット通信を行うために必要なカード
携帯電話の電話や、スマートフォンでのインターネット通信などは、キャリアの通信網を利用します。
このとき、各キャリアは利用者が正しい通信契約をしているかを確認します。
そのため、携帯電話やスマートフォンで電話やネット通信を利用するためには必ずSiMカードが必要になります。
当然ですが、解約されているSiMカードなどでは、電話やネット通信は利用することができません。また、WiMAXなどで利用されているモバイルルーターにもSiMカードが挿入されています。
格安SiMはSiMフリー端末じゃなくても使える!
スマホなどを販売している大手通信キャリア(ドコモ, ソフトバンク, au)などで購入した携帯電話・スマートフォンにはSiMロックと呼ばれる制限がかけられています。
SiMロックとは、auで購入したスマートフォンではauのSiMカードしか利用することができないというような制限のことをいいます。
この他にSiMロック解除やSiMフリー端末などがあります。これはどの通信会社と契約したSiMカードでも利用可能にするということ、または、どのキャリアのSiMカードでも利用することができる端末を指し示します。
つまり、今利用している携帯電話やスマートフォンがSiMフリー端末、もしくはSiMロック解除を行なっているものであれば、どの会社の格安SiMでも利用することが可能です。
ただし、スマートフォンがSiMロックされている場合、契約中の通信会社の回線を利用している格安SiMを契約する必要があります。
格安SiMとはキャリア回線を安く使えるサービス(MVNO)だった
これまで、SiMカードを入手するには大手携帯電話会社(ドコモ, ソフトバンク. au など)との契約が絶対条件でした。
しかし、近年はその規制が徐々に緩められ、大手携帯電話会社の通信網を借りて、通信サービス(格安SiM)を提供する、いわゆるMVNO事業者が増え始めました。
このMVNO事業者が提供しているSiMカードが格安SiMと呼ばれるものです。
通信回線の維持や運営が必要な大手通信電話会社と比較して、通信網は他社の回線を利用して、通信サービス提供にのみ特化することで格安SiMの提供を実現しています。
格安SiMには様々な種類がありますが、有名なものとして
- UQコミュニケーションズ提供の「UQモバイル」
- 全国のイオンで申し込みが可能な「イオンモバイル」
- ポケットWi-Fiでも知られている「Y!mobile」
などが挙げられます。
格安SiMは大手キャリアと比べて断然お得!
格安SiMはお得というけれど、どれぐらいお得なのでしょうか。
大手キャリア(au)で回線を契約した場合と、同じauの回線を利用している格安SiM(UQモバイル)を契約した場合を比較してみます。
契約内容は以下の通りです
- 月3GBのデータ通信・インターネット接続を利用
- 音声通話(電話)を無料通話付きプランで契約
以下の表からもわかるように、利用する通信回線は同じauなのですが、格安SiM(UQモバイル)を利用する方が、単純計算ですが月に4,000円近く節約することができます。
auの場合 | UQモバイルの場合 | ||
---|---|---|---|
スーパーカケホ | 1,700円 | プランS(3GB・無料通話付) | 1,980円 |
LTE NET | 300円 | ||
データ定額3(3GB) | 4,200円 | ||
月額料金合計 | 6,200円 | 月額料金合計 | 1,980円 |
格安SiMは「通話対応」と「データ通信専用」の2種類がある
現在、格安SiMサービスを提供している会社は20社以上あります。
これらの格安SiMサービスで提供されているプランとして「音声通話対応プラン」と「データ通信専用プラン」の2種類であることがほとんどです。
基本的には、データ通信専用プランの方が月額利用料金は安く設定されています。
格安SiMは「音声通話 と 月間データ通信量」で月額料金が決まる!
格安SiMの月額料金は、「音声通話に対応しているかどうか」と「月間の通信容量はどれぐらいか」によって決まります。
契約する格安SiMサービスによって異なりますが、月間データ容量が1〜3GBのプランを提供しているところもあれば、月間データ容量が10GB以上の大容量プランを提供している会社もあります。
オススメは「通話対応格安SiM」と「WiMAXルーター」の併用!
ポケットWi-FiやWiMAXのギガ放題プランと併用・組み合わせ利用を前提とした場合のオススメ格安SiMですが、インターネット・データ通信にはWiMAXルーターを利用することできます。
そのため、併用で必要になってくるのは、電話と音声通話対応の格安SiMになります。
まとめると
- 電話・音声通話対応の格安SiMで携帯電話・スマートフォンを利用する
- インターネット・データ通信ではWiMAXなどのサービスを利用する
こうすることで、通信費用を大幅に節約することができる。ということです!
WiMAXギガ放題を利用中なら格安SiMは最安プランで良い!
格安SiMはWiMAXと比較すると、通信速度が遅いというデメリットがあります。
そのため、通信速度が遅い格安SiMで通信容量を購入することはオススメできません。
つまり、WiMAXと併用する場合は、格安SiMで契約するプランは最小データ容量の最安料金プランで問題ないということなのです。
インターネットはWiMAXのギガ放題を契約していれば、月間通信容量を無制限で利用することが可能です。
なので、格安SiMを必要最低限の電話可能なプランで契約することが、WiMAXとの併用で通信費用を節約するポイントになります!
格安SiMのサービスはWiMAXと比べても大差がない!?
これからWiMAXのギガ放題プランとの併用・組み合わせ利用を前提として、音声通話に対応したオススメの格安SiMを料金・サービス内容を比較しながら紹介していきます!
2019年の最新プランはこれだ!
現在、契約が可能な主な格安SiMの最新プランを一覧でご紹介!
音声通話と最小通信量のデータ通信セットプランで最安料金を比較したいと思います!
回線 | 格安SIM | 音声通話+データ通信 プラン最安月額料金 |
備考 |
---|---|---|---|
ドコモ | LINEモバイル | 1,200円 (1GB・LINEアプリの通話無料) |
ソフトバンク回線も選択可 |
ドコモ | DTI SIM | 1,200円(1GB) | - |
ドコモ | ロケットモバイル | 1,250円(1GB) | - |
ドコモ | DMMモバイル | 1,260円(1GB) | - |
au | イオンモバイル (AEON MOBILE) |
1,130円(500MB) | ドコモ回線も選択可 |
au | BIGLOBE SIM | 1,400円(1GB) | ドコモ回線も選択可 |
au | mineo(マイネオ) | 1,310円(500MB) | ドコモ・ソフトバンク回線 選択可 |
au | UQ mobile | 1,980円(3GB・無料通話付) | - |
ソフトバンク | b-mobile | 990円(1GB) | ドコモ回線も選択可 |
ソフトバンク | QTモバイル | 1,700円(1GB) | ドコモ・au回線も選択可 |
ドコモユーザーは「LINEモバイル」がオススメ!
現在利用している携帯・スマートフォンをドコモで契約・購入している場合、ドコモ回線を利用している格安SiMを利用する必要があります。
その場合、WiMAXと併用・組み合わせ利用でオススメなのは「LINEモバイル」「DTI SiM」です。
どちらにも、音声通話が可能であり、月間データの通信量が1GBまで利用可能で月額1,200円という価格で契約することができます。
両者の中でもLINEモバイルはLINEアプリの通話は通信容量カウントの対象にならなりません。
そのため、1GBのデータ通信容量を使い切ったとしても、LINEアプリを使うことができます。
auユーザーは併用割引もある「UQモバイル」をオススメ!
UQコミュニケーションズが提供しているUQモバイルは、2019年に行われた格安SiMサービスの満足度調査で総合満足度1位を獲得している、評価の高い格安SiMです。
最小データ通信量は3GBで月1,980円と、他の格安SiMと比べて料金が高めになっていますが、すぐに使い切ってしまいそうな1GBより、有効活用することができそうです。
さらにUQモバイルでは2019年3月から、WiMAXとのセット利用・併用で料金が割引されるキャンペーンが開始され、WiMAXと併用で利用できる格安SiMの中でも注目されているサービスです。
WiMAXとのセット利用で毎月300円割引に!
格安SiMでもau回線を利用したい場合は、UQモバイルで格安SiMを契約することがオススメです。
2019年3月頃からUQモバイルとWiMAXをセットで利用することで毎月300円が割引されるキャンペーン(ギガMAX月割)も始まりました。
このキャンペーンを提供している他の格安SiMがないので、UQモバイルだけのメリットになります。
ただし、WiMAXをUQモバイルと同じUQコミュニケーションズが提供しているUQ WiMAXで契約することはオススメしません。
UQ WiMAXはWiMAXの料金がもっとも高いプロバイダに分類されるため、併用利用したときのキャンペーンを受けるメリットが少なくなってしまうからです。
そのため、WiMAXの契約はMVNOを利用することをオススメします!
「Try UQ Mobile」でWiMAXを無料お試し!
UQモバイルを契約する際に、自宅などの利用場所でちゃんと電波がつかめるか、通信速度はでるのか。など気になりますよね。
UQモバイルには、SiMカードやUQモバイル対応のスマホを15日間、無料で貸し出してくれる「Try UQ Mobile」というサービスがあり、契約前に利用することをオススメしています。
ソフトバンクユーザーは料金最安の「b-mobile」をオススメ!
現在利用している携帯・スマートフォンがソフトバンクで契約・購入している場合にオススメする格安SiMは、同じソフトバンク回線を利用しているMVNO(b-mobile)です!
b-mobileの利点としてあげられるのは、他社と比べたときの圧倒的な月額料金の安さです。
音声通話が可能で、月間データ通信量1GBが付いているプランでも月額990円から利用することが可能です。
注意する点として、b-mobileの場合は通信量をオーバーしても速度制限がかからないという点です。
通信量をオーバーした場合、1GBごとに500円が自動的に加算されるようになっています。
そのため、通信量をオーバーしていることを気づかずに長時間利用した場合、請求額が高額になる可能性があるので注意が必要です。
インターネット通信は併用して利用するWiMAXで行い、携帯電話やスマートフォンでデータ通信を行わない場合は、月額料金が最安のb-mobileの利用をオススメします。
3社対応の最安プラン併用は「mineo」で決まり!
大手キャリア3社(au, ドコモ, ソフトバンク)の通信回線に対応している格安SiMのmineo(マイネオ)
2019年に行われた格安SiMの満足度調査では、総合満足度2位を獲得している評判の高い格安SiMサービスです。
最大データ通信量が500MBというプランがあり、他の格安SiMと比べても比較的に安い料金で契約することができるのが特徴です。
b-mobile同様、基本的に携帯端末でデータ通信を行わない方にオススメの格安SiMです。
人気の理由として、大手3キャリアに対応していることに加え、料金プランが豊富な点があげられます。
また、どのプランも最安ではありませんが、他の格安SiMと比べて、ユーザーの利用状況に応じてプランを契約することができ、全般的にコストパフォーマンスが高いことがあげられます。
WiMAXと併用する格安SiMに迷ったら、まずはmineoを契約することをオススメします。
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンでさらにお得に!
WiMAXの新規契約時キャッシュバックキャンペーンがあることで有名なプロバイダのGMOとくとくBB。
このキャッシュバックキャンペーンを利用することでWiMAXルーター・スマホ用格安SiM(mineoを利用)を契約した場合、2つ合わせて月額5,000円未満で利用することが可能です。
WiMAXルーター | GMOとくとくBB | 格安SIM | mineo |
---|---|---|---|
月額利用料金 (ギガ放題プラン) |
4,263円 | 月間容量500MBプラン | 1,310円 |
キャンペーン | 最大4万円のキャッシュバック | - | |
実質月額料金 | 3,426円 | - | |
併用した場合の合計月額料金 | 4,736円 |
スマホプランの大容量化よりWiMAXと格安SiMの併用の方がお得!
ここではWiMAXルーター・ギガ放題プランとの併用を前提条件として、格安SiMを紹介してきました。
この記事をご覧になった方の中で「スマホを格安SiMの大容量プランで一本化」と考えた方もいると思います。
料金面に関してはメリットがあるかもしれませんが、ネット通信の使い勝手や快適度合いを考えると格安SiMでの一本化よりも、WiMAXとの併用が断然オススメです!
月間データ容量制限なしで利用する場合にはWiMAXと格安SiMの併用が必須!
格安SiMのプランで大容量プランを選んだとしても、契約中のデータ容量を超えてしまうと速度制限にかかってしまいます。通信制限の解除には、通信容量を追加購入しなければいけないなど、お金がかかってしまいます。
そのため、月間通信量の制限がない状態でネット通信を利用したい場合は、WiMAXのギガ放題プランとの併用が必要になってきます。
【まとめ】WiMAXと格安SiMの併用はmineoが始めやすい!
これまでWiMAXと格安SiMの併用・組み合わせ利用について、様々な観点から解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
間違いのない格安SiMは、大手3キャリアに対応している「mineo(マイネオ)」を契約することをオススメします。
最安プランで併用することで、節約効果が大きく、他社の格安SiMと比較してコスパが高いからです。
これからの快適なインターネットを使うために、ぜひ格安SiMとの併用をしましょう!
WiMAXをどこにしようか迷っている方は「WiMAX最安値比較ランキング」を参考にしてみてください。